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小林製薬の紅麹サプリメント摂取後の死者数は、これまで5名でした。
2024年6月28日に、新たに76人の死亡疑い、という報道がありました。
目次
なぜこのタイミングに増えた?その理由は?
厚生労働省が、死者数の更新について詳しい報告を要求し、小林製薬から6月27日に報告がありました。
小林製薬によると、当初は、「小林製薬の紅麹関連製品を摂取し、腎関連疾患を発症して、死亡した可能性」のある人の人数を報告していました。
しかし、原因調査の進行のなかで、従来原因とされてきた、
プベルル酸以外にも、2つの化合物があることがわかりました。
その2つの化合物の健康への影響は、現時点調査中です。
そのため、現時点で、「死亡との関連性を調査している対象件数」も、
報告対象としたため、人数が急増しました。
詳しくは、下記で。
その内訳は?
当初の5人以外についての報告は、以下でした。
170人…遺族から寄せられた情報
うち、91人はサプリ摂取なし
サプリ摂取の79人のうち、3人は医師により、関連なしと診断
結果、76人が「関連の疑いあり」。
そのため、最大で、76人という人数です。
今後の進展は?
小林製薬では、この76人について、サプリとの関連性を引き続き調査をして行きます。
厚生労働省は、この調査の具体的な計画を、6月29日までに提出させます。
武見厚労相は、6月28日に急遽記者会見を実施。
「小林製薬の判断により死者数の報告をしなかったのは、極めて遺憾だ」と話しています。
まとめ
大きな話題になったこの事件。
以前も、同社の報告遅れがありましたが、今回も。
非常に残念。
事実をタイムリーに公開し、これ以上の被害の拡大と、健康被害を受けた方への補償を進めて欲しいです。
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